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About Studio Sturgeon
STURGEONというのはチョウザメ(蝶鮫)のことです。生きている化石と言われるように、原始的な形質を持った魚です。

私がはじめてチョウザメを見たのは三重県の鳥羽水族館で、1990年ころのことだと思います。鎧で覆われたような姿は大変魅力的で(輪切りにしたら5角形になるはず!)、水族館好きの私の一番のお気に入りの魚になりました。

その後、ある国のある民族に伝わる星占いのようなものを知ります。それに私の誕生日をあてはめると、私の守り神は鉄とチョウザメなのだそうです。この物語はなんだか気に入って、鉄を扱う私の別名をチョウザメにすることにしました。
作品の写真(チョウザメ)
鉄は赤く熱して、自分で打ってかたちをつくります。特に体格に恵まれているわけではないので、この作業は男性に比べて制約も多く、効率のいいことではありません。でも、それは裏返せば私の作品の個性になるのです。

無骨な素材は目の前でしなやかで有機的な姿に変わっていきます。鉄の強さや重厚さではない別の側面を紹介できたらと思います。
トーチの写真

大河原良子(Ryoko Ohkawara)プロフィール
1987年 多摩美術大学デザイン科立体デザイン専攻クラフトデザイン専修 (現工芸学科)金属コース 卒業
1989年 多摩美術大学大学院美術研究科 修了
1993年 八王子に工房を設立
2009年 江東区に工房を移転 現在に至る
主な作品の展示
2011年 個展・Gallery Hippo/神宮前(9月/予定)
2010年 個展「Dream of Butterfly」・Gallery OⅡ/大森
個展「moth and butterfly」・傑山/東大和
2009年 「三つの素材・三人のあかり展」・Gallery Cafe 亀福/国立
2008年 個展「the shadows on walls」・傑山/東大和
2007年 個展・パペルブルグ/八王子
2006年 個展・グリーンテイル/練馬高野台
個展・ 傑山/東大和
2人展(キャンドル作家伊藤さえこ氏と)・アートの庭/国立
2005年 3人展・椿庵/三重県菰野町
2004年 WINDS CAFE90「金田真一 音の彫刻展」・WINDS CAFE/吉祥寺 (トライアングルとスタンドを展示)
個展「WATER」・グリーンテイル/練馬高野台
個展「FIRE」・ 傑山/東大和
2人展「聖夜」(キャンドル作家伊藤さえこ氏と)・アートの庭/国立
「アンティーク&クラフトマルシェ」・松屋/銀座
2003年 個展「金属の灯り」・ 傑山/東大和
個展・グリーンテイル/練馬高野台
2人展「あかりEXHIBITION2003」(キャンドル作家伊藤さえこ氏と)・アートの庭/国立
2002年 金田真一「特殊打楽器演奏会」・FLYING TEAPOT/江古田(トライアングルとスタンド作成)
個展「ドローイング展」・あーきてくつ/大和市
2001年 2人展(陶芸家しまだひでや氏と)・うつわあーと蕗/吉祥寺
2人展「染布と金属の2人展」(繁田あきの氏と)ギャラリーみうら/栃木市
2000年 個展「The Candlesticks」・ 傑山/東大和
個展「ドローイング展」・あーきてくつ/大和市
2人展「染布と金属の2人展」(繁田あきの氏と)ギャラリーみうら/栃木市
「ひかりの色、ひかりの形」・ロゴスギャラリー/渋谷パルコパート1
「アーティストが創るXmasギフトコレクション」Bunkamura Gallery/渋谷
1999年 2人展「植物のかたち」(ガラス作家松尾由美氏と)・カラニス/青山
1998年 個展「やわらかい鉄とあかり」・ 傑山/東大和
1996年 「ビールが美味いうつわ展」・三越/恵比寿
「涼を誘うモノトーンのインテリア展」・三越/恵比寿
1995年 2人展「彩るあかり・やすらぐあかり」(ステンドグラス作家後藤澄子氏と)
アトリエ内部写真
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